2008-01-01から1年間の記事一覧

建築展"日常の詩学"@東京工業大学百年記念館

東京工業大学百年記念館1階展示室 坂本一成 建築展 2008年10/2(木)〜21日(火)) 10:00〜17:00 会期中無休入場無料 実は初めて知った建築家で、東京工業大学教授でもあるので プロフェッサーアーキテクトというらしい。百年記念館のメタリックでユニークな外…

大琳派展−継承と変奏−@東京国立博物館

BRUTUS (ブルータス) 2008年 10/15号 [雑誌]出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2008/10/01メディア: 雑誌購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (17件) を見るもっと知りたい酒井抱一―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)作者: 玉…

ジョットとその遺産展@損保ジャパン東郷青児美術館

損保ジャパンビル42階にある美術館。 今回はイタリア美術史の池上先生の講義を交えた鑑賞会に参加させて頂く。 「ジョット」西洋絵画の父、旅する画家など形容されるが、ビザンチン様式の神格化されたキリスト・マリア像をより表情が写実的で感情豊かに、そ…

安藤忠雄建築展 挑戦 ―原点から―@ギャラリー・間

12月20日まで 東京都港区南青山1−24−3 TOTO乃木坂ビル3F Tel 03-3402-1010 11:00−18:00(金曜日−19:00) 日曜日、月曜日、祝日は休館。 久しぶりにギャラリー間に到着したら驚くべき空間に。 今回は作品集安藤忠雄の建築〈3〉作者: 安藤忠雄出版社/メーカ…

イサムノグチ庭園美術館

牟礼に入ると石材加工の看板と巨石が見渡す小さな街につく。 道を抜けると「イサムノグチ庭園美術館」の場に到着する。大きな木材小屋が庭園美術館への入口であり、ミュージアムショップでもある。土の作品の一部としている、ガイドツアーが終わると掃き清め…

家プロジェクト 直島本村地区

直島 瀬戸内アートの楽園 (とんぼの本)作者: 秋元雄史,安藤忠雄ほか出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/11/22メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 66回この商品を含むブログ (46件) を見る散歩のガイドであり、直島でのプロジェクトの理念や写真が多く参…

地中美術館

地中の庭 [] 地中美術館のナイトプログラムは半分が海外から!安藤忠雄 "地中美術館" 構造・規模:鉄筋コンクリート造、地下3階 コンクリートの重量感が地中に埋まったため、 エッジの効いた三角庭は見事。 コンクリートの間の空間から覗く庭と空は素晴らし…

犬島アートプロジェクト「精錬所」

精錬所跡地を100年後に循環型社会モデルのアートプロジェクトとして再生した なかなか見ごたえのある場。 精錬所跡をベネッセコーポレーションが買い取り三分一さんと柳さんが共同で新しい循環型社会モデルを提案された。 「在るものを生かし、無いものを作…

直島ベネッセハウスパーク棟&屋外作品

南瓜 草間彌生 草間さんは南瓜の安定的な重量感が、精神的力強さを感じるから好きだとか。 直島の顔ともいえるシンボルに。 誰もがここに入りたくなる。ベネッセハウスパーク棟の眺め すぐそばに海。夕陽を眺めるのも素敵。Niki de San Phalle 象 屋外は良い…

ヴィルヘルム・ハーマンスホイ静かなる詩情@国立西洋美術館

空間の中には無限の広がりがある。そして空気と光を描くのが本当に素晴らしい体験。同じの絵の中で異なる視覚体験。より美しきフォルムで再構成された印象。 北欧の空気はこういう感じだった。 雪の消音効果で沈黙する様に静謐。「廃墟」という表現には当た…

ジョン・エヴァレット・ミレイ展@Bunkamura

英国ヴィクトリア朝絵画の巨匠「 ジョン・エヴァレット・ミレイ展」 あと10月26日まで。まだ未踏であればジョン・エヴァレット・ミレイ展 UK-JAPAN 2008を参照して。 Bunkamura PLAZA メルマガ登録で割引やスペシャルビジュアルツアー映像など見られる。《オ…

常設展@成山画廊

9月26日(金)〜10月1日(水) 成山画廊:東京都千代田区九段南2ー2ー8 松岡九段ビル205号室 (地下鉄九段下駅2番出口武道館側より徒歩3分) TEL&FAX:03ー3264ー4871 営業時間:月、火、水、金、土曜日 13時から19時まで 日曜日…

近代日本の巨匠@出光美術館

出光美術館から皇居や赤煉瓦の法務省旧本館、日比谷公園を眺めつつ お茶をする時間だけでも至福だが、今回も魅惑的な企画展だ。 出光美術館は桃山から江戸期の浮世絵、屏風、陶磁器のコレクションだけだと思っていたが、今回は意外に近現代の作品も多く所蔵…

松岡正剛 擬画遊書展@ギャラリー册

企画展「松岡正剛 擬画遊書展[ダブルページ]―司書のごとく遊ぶ独自の見開きアート―」 ギャラリー册 会期:2008年9月6日(土)〜28(日) 11:00〜19:00 千代田区九段南2-1-17 パークマンション千鳥ヶ淵1F TEL:03-3221-4220 FAX:03-3221-4230 夜に出…

浮世絵 ベルギーロイヤルコレクション展(前期)@太田記念美術館

ベルギー王立美術歴史博物館とベルギー王立図書館のコレクション展を見る機会がやってきた。 心待ちしていた展覧会。平日にも関わらず盛況だ。 しかし「ベルギーロイヤルコレクション」とはこれいかに。 太田記念美術館では、前期後期と分かれてそれぞれ別で…

「小袖」江戸のオートクチュール展(第三期)@サントリー美術館

着物を鑑賞するのは、身にまとう者のみならず。 今この機会に触れることが出来ることに感謝して、必ず行くべき展覧会。 日本文化が華やかであった時代の、当時の最高の技巧が全て尽くされた 芸術品となっているからだ。 日本の衣服は、西洋が立体裁断縫製な…

ジュリアン・オピー展@水戸芸術館

世界的な偉大なアーティスト ジュリアン・オピー 私はこの単純化されたマメのようなくるくる瞳が苦手。 しかし 安易な考えが浅はかであった事を知る。 実はあらゆる手法をもって、物事を単純化して純化して 更に本質を突き詰めるのが非常に巧い。図像ピクト…

ブラティスラヴァ世界絵本原画展@千葉市美術館

絵本と思っていたら大間違い。 本当によく出来た原画でのイラストレーション技術の高さ深さ。 絵本の画質は、やはり原画には敵わない。「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」は、 スロヴァキア共和国の首都ブラティスラヴァで 2年に一度行われている絵本原画の…

いきもの大集合 描かれた動物たち@山種美術館

今回のテーマはいきもの。 それも良品揃いで、動物達の表情も豊か。まるで作者が動物に成り代わって佇むように、絵の中に存在する。 いつも見慣れている作品もテーマと文脈で印象が変化する。 みみずく尽くし、兎尽くし この美術館は展覧会ごとの図録を作ら…

もっと! フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち@東京都美術館

デルフトの栄華時代と共に絵画が流行り廃り。 オランダの歴史は、投機熱が時代に翻弄され、絵画もチューリップもその犠牲になった陰も感じさせる。 ここでは光であった時代。 デルフトの巨匠に注目する。 みんなの心も視線も、フェルメールに注がれがちだが…

フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち@東京都美術館

Aimez-vous Vermeer?フェルメールはお好き? どうしてフェルメールに惹かれ、恋する人が多いのであろうか。どうして魅了させるのだろうか。 人は「眼」で光と影を感じ取る。絵画は心地よい空間や時間、人を描き上げて、まさにその場にいるような錯覚にさせ…

クリスマスレクチャー《からだの神秘 極限のサバイバル》

クリスマスレクチャー《からだの神秘 極限のサバイバル》 ヒュー・モンゴメリー博士(Dr.Hugh Montgomery)によるレクチャー講座。その点、彼自身が冒険家であり医学博士であるモンゴメリー氏はイケメンでかつ英国紳士な態度。 エベレスト登頂もするし海に…

「小袖」江戸のオートクチュール展(第一期)@サントリー美術館

着物が本当に日本の文化で良かったと思う瞬間。 パリのオートクチュール文化が華やかですけれど、 江戸時代の日本の着物も負けていない。初公開 松坂屋京都染織参考館の名品を厳選した上で サントリー美術館は心憎い事に、数多く展示したいという名目で また…

名嘉睦稔木版画展〜命の森〜@明治神宮文化館

光が満ち溢れるこの道を大事にしなければいけません。 陸の森と海の森は私達全生命の生存を保証しているのですから・・・ 明治神宮の鎮守の森に入ると外と全くの別世界。日曜の朝早く明治神宮に入り参拝してきた。その後に「命の森」展に向かう。 駅前よりは…

講演会「源氏物語絵巻と紫式部日記絵巻」

五島美術館の名児耶氏の講演 東大島文化センター「源氏物語絵巻と紫式部日記絵巻」 似ているようで似ていない ◆源氏物語 世界に知られる「小説」 ◇紫式部日記 当時の実際あったこと「日記」 その絵巻物が五島美術館に伝わるが大きな違いがある。 ◆源氏物語絵…

記念座談会「放談 巨匠対決」

創刊記念『國華』120周年・朝日新聞130周年特別展「対決−巨匠たちの日本美術」関連事業 『國華』主幹、尚美学園大学教授、秋田県立近代美術館館長 河野 元昭 氏 『國華』名誉顧問、武蔵野美術大学名誉教授 水尾 比呂志 氏 『國華』編集委員、学習院大学教授…

対決 巨匠たちの日本美術@東京国立博物館平成館

7月8日(火) - 8月17日(日) まさに大企画。計24名の作家による約100点ほどの作品は大作が多い。屏風や襖絵がこの東京国立博物館に移動してきたこと自体が素晴らしい。 長きにわたり美術研究誌として活躍している「國華」が関わるゆえに、一層力が入った構成と…

寺田知世個展@奈良・アートスペース上三条

平成20年7月1日〜6日(日) アートスペース上三条 奈良市上三条町4 TEL 0742−23−0114 やすらぎの道と三条通の交差点を南へ 岡三証券南側路地を入る「月刊奈良」 「JAおおさか」 2誌の表紙を手掛けているが、彼女の画も良いが文も面白い。そ…

国宝法隆寺金堂展@奈良国立博物館

〜7月21日(月) うましうるわし奈良 緑が麗しく穏やかな心にさせてくれる奈良公園 朝の木漏れ日も鹿が寛ぐ姿もまた心を安らぐ。 四天王は聖徳太子が四天王に戦勝祈願をして 叶った事から大阪四天王寺に建てられたそうだが、 聖徳太子ゆかりの法隆寺にも奈…

虹の星 The Ranbow Planet 高砂淳二写真展@コニカミノルタプラザ

新宿高野4Fにあるコニカミノルタプラザにて7月22日まで。今回のコニカミノルタプラザは 二つのスペースが昼そして夜 自然の音を背景に味わう。 BGMはジョー奥田氏がプロジュースした 今回初めての二人のコラボレーション。 これが、入場無料で体験できる空間…