2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ジュリアン・オピー展@水戸芸術館

世界的な偉大なアーティスト ジュリアン・オピー 私はこの単純化されたマメのようなくるくる瞳が苦手。 しかし 安易な考えが浅はかであった事を知る。 実はあらゆる手法をもって、物事を単純化して純化して 更に本質を突き詰めるのが非常に巧い。図像ピクト…

ブラティスラヴァ世界絵本原画展@千葉市美術館

絵本と思っていたら大間違い。 本当によく出来た原画でのイラストレーション技術の高さ深さ。 絵本の画質は、やはり原画には敵わない。「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」は、 スロヴァキア共和国の首都ブラティスラヴァで 2年に一度行われている絵本原画の…

いきもの大集合 描かれた動物たち@山種美術館

今回のテーマはいきもの。 それも良品揃いで、動物達の表情も豊か。まるで作者が動物に成り代わって佇むように、絵の中に存在する。 いつも見慣れている作品もテーマと文脈で印象が変化する。 みみずく尽くし、兎尽くし この美術館は展覧会ごとの図録を作ら…

もっと! フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち@東京都美術館

デルフトの栄華時代と共に絵画が流行り廃り。 オランダの歴史は、投機熱が時代に翻弄され、絵画もチューリップもその犠牲になった陰も感じさせる。 ここでは光であった時代。 デルフトの巨匠に注目する。 みんなの心も視線も、フェルメールに注がれがちだが…

フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち@東京都美術館

Aimez-vous Vermeer?フェルメールはお好き? どうしてフェルメールに惹かれ、恋する人が多いのであろうか。どうして魅了させるのだろうか。 人は「眼」で光と影を感じ取る。絵画は心地よい空間や時間、人を描き上げて、まさにその場にいるような錯覚にさせ…

クリスマスレクチャー《からだの神秘 極限のサバイバル》

クリスマスレクチャー《からだの神秘 極限のサバイバル》 ヒュー・モンゴメリー博士(Dr.Hugh Montgomery)によるレクチャー講座。その点、彼自身が冒険家であり医学博士であるモンゴメリー氏はイケメンでかつ英国紳士な態度。 エベレスト登頂もするし海に…

「小袖」江戸のオートクチュール展(第一期)@サントリー美術館

着物が本当に日本の文化で良かったと思う瞬間。 パリのオートクチュール文化が華やかですけれど、 江戸時代の日本の着物も負けていない。初公開 松坂屋京都染織参考館の名品を厳選した上で サントリー美術館は心憎い事に、数多く展示したいという名目で また…