2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧
明治と昭和に挟まれた15年の大正期、 アールデコの影響も受けてエログロナンセンスな時代でもあった時期。 女性は物憂いのある表情の美人が多く描かれ、時代も混沌とした昭和初期に入っていく。 芸術家は時代のにおいを嗅ぎ描いていくのか。 有名無名問わ…
この季節「命の水」を提供するサントリーならではの視点ですね。サントリー美術館は1300円/回で、しかも三期に分けて展示している。 その商売したたかさに参りました。さすがのサントリー。 レギュラー会員は年間7000円で、同伴無料でイヤホンガイ…
イタリアのパルマ地方の宗教芸術が発端でしたが、ローマやミラノとは違った印象を受けました。 全てが優雅に柔らかな線、そして宗教や神話をテーマにして誰もがわかり易く理解しえる目や感性に訴えてくる題材があります。 教会での画面構成は閉じられた空間…
実際に筆で描かれた一点もの 江戸期の美人と 着物の艶やかさ華やかさに満ちている作品ばかり◇春秋美人図 葛飾北斎 着物の細部までこだわりぬく絵筆の見事さに恐れ入る 初公開の「亀と蟹図」「樵夫図」などユーモアある作品も◇更衣美人図 喜多川歌麿 出光美術…
スケールの大きな現代美術を堪能する空間。 ◆スゥ・ドーホーの「リフレクション」 水色ナイロンで見事にエントランスの空中を二分している。 重力もない世界 空間に収まる風?水?わくわくする展示。 ◆加藤美佳「カナリア」「seed」 瞳とまつげから熱いメッ…