2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

私の2009年 美術展ベストテンは...

ブロガーという立場は何の対価も責任もなく自由気まま、に書ける という意味で愚かであり、幸せである。 私が出逢って良い体験をした展覧会を挙げる。●「japan蒔絵」サントリー美術館 京都国立博物館学芸員の成果だが、今回の調査で引き出しが入れ違いになっ…

天明屋尚 風流(ふりゅう)@ミヅマアートギャラリー(市谷田町)

東京都新宿区市谷田町3-13 神楽ビル2F 03-3268-2500 12/16(水)〜1/30(土)日月祝・12/27〜1/7休 11:00〜19:00 非常に繊細な刺青を描き、表装に古きよき日本古来の型を携え、人々を絢爛の景観で驚かせ楽しませる「風流(ふりゅう)」の気配のもてなし。 オ…

DOMANI・明日展2009@国立新美術館

2009年12月12日(土)〜2010年1月24日(日) 休館日 毎週火曜日、年末年始(2009年12月22日(火)〜2010年1月5日(火) 開館時間 10:00から18:00まで ※金曜日は20:00まで。入館は閉館の30分前まで。今回国立新美術館の名物となる DOMANI2009は大胆な視点…

忠臣蔵浮世絵展@平木浮世絵美術館展

師走といえば、ららぽーと豊洲はクリスマス一色だが、江戸時代は忠臣蔵だった。名品揃いの展覧会、歌舞伎座のすぐ横にあったらとても良かったのに。 大序から十一段まで筋を追って広重の場面が描かれる。国芳は47人の志士を描き分ける。 また、たばこと塩の…

広告批評展 ひとつの時代の終わりと始まり@ ggg gallery

ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg) 1979年の創刊から30年にわたり「大衆の視点」で広告を追いながら、時代を読み解いてきた雑誌『広告批評』の軌跡。 1Fは30年広告史クロニクル 懐かしい新聞全面広告やテレビCM、それを見るとあの時代の思い出にすっ…

松井冬子下図展@成山画廊

2009年12月4日(金曜日)〜12月26日(土曜日) 13時から19時 (水、日、祭・休廊) 奇形の水仙「ナルキッソス」を描いた作品から近年の大作の下図。「世界にアクセスするための手段」という。 「無痛の標本」は。現在森美術館に展示されている作品。下図ではあ…

挾土秀平「土と水陽」@btf

12月13日(日)まで 勝どきの近富ビルにあるbtfが異次元空間に変貌。 「狂気の天才の本気に触れよ」 挾土秀平オフィシャルページ これを読まずしては「挾土秀平」は理解できない。 麦焼酎「白水」の広告を見たことがあるだろうか。 ギャラリーのオーナー東本…

太宰清張を描く 装画の力展 カヴァーノチカラ@竹尾見本帖本店

2009年11月18日(水)〜 12月18日(金) 日本図書設計家協会のサイトに「カヴァーノチカラ」が掲載される。 憧れの竹尾に辿り着く。一面に虹色のカミ畑。 階段を登ると珈琲の良い香りに誘われる。その先の展覧会 同じ1909年生まれの太宰治と松本清張。その同…