2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

大琳派展 継承と変奏 雷神風神@東京国立博物館

第一会場で四面に並んだ「雷神風神」を目の前にして身震いがした。 時代を超えて今ここに同じ主題を描いた四人の絵師の「雷神風神」が並んだ瞬間を。 宗達、光琳、抱一の三作品を引き揃え丁寧に比較検証された出光美術館の展覧会の記憶が新しい。 しかし、コ…

驚異の小部屋@メゾンエルメス

会 期:2008年10月11日(土)〜 11月24日(月祝) 休館:11月19日(水) 開館時間:11:00 〜 20:00(日曜は 11:00〜19:00) 会 場:メゾンエルメス1F ヴァンキャトル・セゾン(東京都中央区銀座5-4-1) 東京大学総合研究博物館モバイルミュージアム ソニービ…

「白」原研哉展@ギンザグラフィックギャラリー

2008年10月7日(火)〜 10月31日(金) 東京銀座のギンザグラフィックギャラリー(ggg)「白」原研哉展無料とは 入ると真っ白な空間 いえ 白を引き立てる空間になっていた。 小布施堂 白金の酒瓶、KENZO PEFUMEの香水瓶 極限までシンプルにそぎ落としたからこ…

ボストン美術館 浮世絵名品展@江戸東京博物館

ボストン美術館 浮世絵名品展@江戸東京博物館 〜11月30日(日) 膨大なコレクションの優品ばかりで、申し分ない。 今回の浮世絵は色鮮やかで特に紫色が綺麗な発色だった。 この膨大なコレクションの中から第一級の浮世絵を厳選した本展出品作品は、版画132点…

錦絵でみる忠臣蔵@江戸東京博物館 

その後、両国の江戸東京博物館に行くと、常設展示室5(中村座)にて「錦絵に見る忠臣蔵」を開催していた。 ちょうど 大序・三段目・四段目を見たので、全く舞台と一緒の錦絵に驚くばかり。 歌川国芳、芳機の浮世絵揃い。見立て絵も筋を知っていると面白い。…

仮名手本忠臣蔵Aプロ@平成中村座+江戸東京博物館 

平成中村座が浅草寺境内に特設されると聞き、仮名手本忠臣蔵を観にいく あの大作をなんとプログラム4部構成されるという。 仲見世の参道を通り浅草寺の御香で焚き染められて 芝居小屋に着くと この浅草寺境内の一角にある仮設劇場 勘三郎丈がどんな人でも自…

源氏物語の1000年@横浜美術館

源氏物語千年紀 今年なぜ どうして千年かというと、文献上で確認できる「わかむらさきの」という文字が1008年の紫式部日記で出ているのが、根拠らしい。それが日本全国を圧巻する源氏物語ブームとなっている。 この展覧会は美術展ではなく、むしろ博物館的に…

貴重書展 学ぶ・集う・楽しむ@国立国会図書館

10月16日(木)〜10月29日(水) 国立国会図書館東京本館 新館1階展示室 (入場無料)10時〜18時 関西館でも開催されます。 11月13日(木)〜11月26日(水) 国立国会図書館関西館 大会議室 (入場無料) 10時〜18時 今回は日本の書物を中心に三つのテーマに絞っ…

建築展"日常の詩学"@東京工業大学百年記念館

東京工業大学百年記念館1階展示室 坂本一成 建築展 2008年10/2(木)〜21日(火)) 10:00〜17:00 会期中無休入場無料 実は初めて知った建築家で、東京工業大学教授でもあるので プロフェッサーアーキテクトというらしい。百年記念館のメタリックでユニークな外…

大琳派展−継承と変奏−@東京国立博物館

BRUTUS (ブルータス) 2008年 10/15号 [雑誌]出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2008/10/01メディア: 雑誌購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (17件) を見るもっと知りたい酒井抱一―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)作者: 玉…

ジョットとその遺産展@損保ジャパン東郷青児美術館

損保ジャパンビル42階にある美術館。 今回はイタリア美術史の池上先生の講義を交えた鑑賞会に参加させて頂く。 「ジョット」西洋絵画の父、旅する画家など形容されるが、ビザンチン様式の神格化されたキリスト・マリア像をより表情が写実的で感情豊かに、そ…

安藤忠雄建築展 挑戦 ―原点から―@ギャラリー・間

12月20日まで 東京都港区南青山1−24−3 TOTO乃木坂ビル3F Tel 03-3402-1010 11:00−18:00(金曜日−19:00) 日曜日、月曜日、祝日は休館。 久しぶりにギャラリー間に到着したら驚くべき空間に。 今回は作品集安藤忠雄の建築〈3〉作者: 安藤忠雄出版社/メーカ…

イサムノグチ庭園美術館

牟礼に入ると石材加工の看板と巨石が見渡す小さな街につく。 道を抜けると「イサムノグチ庭園美術館」の場に到着する。大きな木材小屋が庭園美術館への入口であり、ミュージアムショップでもある。土の作品の一部としている、ガイドツアーが終わると掃き清め…

家プロジェクト 直島本村地区

直島 瀬戸内アートの楽園 (とんぼの本)作者: 秋元雄史,安藤忠雄ほか出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/11/22メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 66回この商品を含むブログ (46件) を見る散歩のガイドであり、直島でのプロジェクトの理念や写真が多く参…

地中美術館

地中の庭 [] 地中美術館のナイトプログラムは半分が海外から!安藤忠雄 "地中美術館" 構造・規模:鉄筋コンクリート造、地下3階 コンクリートの重量感が地中に埋まったため、 エッジの効いた三角庭は見事。 コンクリートの間の空間から覗く庭と空は素晴らし…

犬島アートプロジェクト「精錬所」

精錬所跡地を100年後に循環型社会モデルのアートプロジェクトとして再生した なかなか見ごたえのある場。 精錬所跡をベネッセコーポレーションが買い取り三分一さんと柳さんが共同で新しい循環型社会モデルを提案された。 「在るものを生かし、無いものを作…

直島ベネッセハウスパーク棟&屋外作品

南瓜 草間彌生 草間さんは南瓜の安定的な重量感が、精神的力強さを感じるから好きだとか。 直島の顔ともいえるシンボルに。 誰もがここに入りたくなる。ベネッセハウスパーク棟の眺め すぐそばに海。夕陽を眺めるのも素敵。Niki de San Phalle 象 屋外は良い…