安藤忠雄建築展 挑戦 ―原点から―@ギャラリー・間

12月20日まで
東京都港区南青山1−24−3 TOTO乃木坂ビル3F
Tel 03-3402-1010
11:00−18:00(金曜日−19:00)
日曜日、月曜日、祝日は休館。

 久しぶりにギャラリー間に到着したら驚くべき空間に。
今回は作品集

安藤忠雄の建築〈3〉

安藤忠雄の建築〈3〉

刊行記念に併せて開催されたにも関わらず、なんと
もヴォリューム感溢れる展覧会。

 安藤忠雄の出発点を語るときにいつも引き合いに出される「住吉の長屋」が青焼きの設計図と共に、実物大で再現されている。 というところ。
 それぞれの建築も模型とプラン図と写真と、3階から入り屋外に出て階段を上り、住吉の長屋のちょうど屋外部には、今までの作品の写真が。
 更に4階に行く。
ゆっくり見たいし、なんといっても安藤忠雄氏ご自身のギャラリートークがあるので是非行かなくては!作品集には、地中美術館のデ・マリアの部屋、光の教会などラフスケッチで描かれていて 欲しい!と思わずにいられない。
 建築はその土地に建てられているので、実際足で行き目で見て中に入り空気を感じなければわからないが、実物大模型や写真で立体的な感覚を感じ取ることが出来る嬉しい展覧会。

住吉の長屋
光の教会
・六甲の集合住宅
東京大学 情報学環・福武ホール
東急東横線渋谷駅
・FABRICA ベネトンアートスクール
・パラッツォ・グラッシ再生計画
・ブンタ・デラ・ドガーナ再生計画
 → 15世紀の海の税関を現代美術館に改造...
アブダビ海洋博物館
 → 非常に美しくてこんな大胆な形が実現するんだ。
バーレーン遺跡博物館
モンテレイ大学RGSセンター

安藤建築ってバリアフリーじゃないとか風雨に影響がある という事も言われるが。
 自然の風雪をそのまま感じ取り、周りの景観や自然に悪影響を与えず、昔からあるものを活かしながら再生していく。
均一ながら光の加減で変化していく愉しみは 私は好きであり続ける理由。

海の森プロジェクトhttp://www.uminomori.metro.tokyo.jp/index.htmlも 是非参加したい。