2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

かたちのエッセンス―平松保城のジュエリー@東京国立近代美術館工芸館

秋の青空に黄金の銀杏が美しい初冬に、赤煉瓦の建物を目指す。 日本の彫金の伝統を継承しつつ、それを現代の感覚で斬新に展開する平松保城 「平松のジュエリーは、一本の金属の線から、金属板や箔を使った面へ、そして量塊へと広がって」「金銀の箔を手のな…

あおひー写真展「いつかのどこか」@gallery613

11月30日 19:00 Gallery613 港区元麻布2-11-6-202 カフェオリンピコ2F 麻布十番を降りて、つい賑やかな麻布十番商店街に惹かれ 文字通り紆余曲折しながら辿り着いたギャラリー 分岐する道のちょうど真ん中に位置した場の階段を上がる。 温かな白い空間の中に…

「躍動する食品サンプルたち イワサキ・ビーアイ 手わざと遊び」

協力:株式会社 岩崎[イワサキ・ビーアイ] 〜11月30日(日) たばこと塩の博物館 1階エントランスホール 「CORNなロジックです」ダヴィンチ作!? 「名画が立体に!?ルネ・マグリット『説明』(1952)」 * “日本人は目で食べる”日本で生まれた食品サンプルは…

近世初期風俗画 躍動と快楽@たぼこと塩の博物館

なんとも麗しき展覧会 近世初期の作品が引き揃うだけでも素晴らしいが、 その色彩の鮮やかなこと。 着物の文様も、描かれた人々の表情の豊かなこと 長い長いキセルや煙草壺も改めて見入ると面白いし、 必ず酔狂の坊主とそれを介抱する美男子がいたり、 麗し…

母袋俊也展@INAXギャラリー2

11月4日(火)〜11月26日(水)INAXギャラリー2にて 京橋界隈をイメージした10mのペインティング作品 「TA ・ KY OB AS HI」を 「見晴らし小屋」から切り取られた「像」と併せて体験する作品。 窓から 実際の京橋切り取った「膜窓」作品もラウン…

山本麻友香展@ギャラリー椿

今月のart_icleで特集で取り上げられたので、ご存知の方も多いと思う。 初めて入る画廊ギャラリー椿、初めて会う作家 でもどこかで見た男の子にも思える。 ギャラリー椿が、1992年からずっと個展を開いていたのだ。 初期の作品が力強い線と勢いを持っていた…

歌舞伎「江戸宵闇妖鉤爪」@国立劇場

平成20年度(第63回)文化庁芸術祭主催 江戸川乱歩=作「人間豹」より 岩豪友樹子=脚色 九代琴松=演出 11月歌舞伎公演「江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみあやしのかぎづめ)」 市川染五郎が乱歩好きが高じて新作歌舞伎。 昭和初期の原作が、平成の脚本で江戸幕末…

唐・高麗の舞人 東京に舞う@瑞穂雅楽会

瑞穂雅楽会 日中韓交流《雅楽公演》 学習院百周年記念会館■三田徳明主席に 古代アジアから届いたシルクロード芸術の集大成『雅楽』 日本で保存されいま再びアジアへの回帰・・・ 千数百年の時空を超え日本・中国・韓国の舞人による 唐楽・高麗楽舞楽の上演◇「…

大琳派展 継承と変奏 波・渓流@東京国立博物館

とうとう最終後期になったが、今回の目的は 波をじっくり観ること。 光琳の波図屏風に非常に感動した抱一が「自慢作」と言わしめるだけの出来栄えである。 ◇2-18 光琳 波図屏風 ◇4-32 抱一 波図屏風 光琳が 金地に光琳らしい深い群青色を用いて打ち寄せる波…

The CHAMBER OF CURIOSITIES

驚異の小部屋@小石川分室(東京大学総合研究博物館)10:00-16:30 休館日 月・火・水メゾンエルメスで開催されている「驚異の小部屋」に紹介があった小石川分室。 茗荷谷から湯立坂を下りて小石川植物園に入ってすぐで見つける。 明治9年 東京医学学校として…

安藤忠雄ギャラリートーク@ギャラリー間

ギャラリー間にて安藤忠雄ご本人によるトークを聞いてきました。 今回も超!満員。 二回目は最前列でしゃがんで聞きました♪ 日本には戦後物凄い建築と土木の技術がある スケジュール管理もきちんと仕上げる力 ただし若いものになくなりつつある 協調性と忍耐…