柿葺落六月大歌舞伎 第三部@歌舞伎座

「柿葺落(こけらおとし)六月大歌舞伎」の初日第三部を観劇する機会を得た。公演チケットもいち早く全日完売となり、客層も贔屓柄の着物など豪華。舞妓さんもいらしてた。著名人も何名か顔を出しており、さすが初日の賑わい。 今回は花道に近い席で間近に見…

奥村晃史 洋画展@靖山画廊

奥村晃史 洋画展(銀座 靖山画廊)ART TOKYO FAIRで岐阜県水無月ギャラリーで出展した際に知った作家。 「illusion works」と名付けているとおり、錯覚 ようこそ画家は、独自の美学で、人間に近しい生きものを描きつつ 現実には在り得ない世界観を丹念ね油彩…

夏目漱石の世界芸術展@東京藝術大学美術館

「夏目漱石の世界美術館展」は、主催者より特別に撮影許可を頂き会場風景を掲載する。 この展覧会は、夏目漱石が文章で表現した夏目漱石の脳内世界を美術作品で再現してみようという試み。展覧会のキュレーションとして古田亮教授の試みを面白い。また序章の…

国宝 大神社展@東京国立博物館平成館

2013年4月9日(火) 〜 2013年6月2日(日) 今回ブロガー内覧会の機会で訪れた。 (撮影は主催者の許可を得たものである) 当方はぼやけた会場風景写真しかないが、これはぜひ肉眼で見るしかない。 「空前絶後」という通り、普段社殿奥にひそやかに安置され…

石川直樹 いまを生きるという冒険@d-labo

Pole to Pole に参加したこと 写真集「POLAR」 星の航海術を学ぶために弟子入りした。 写真集「CORONA」 2001年のエベレスト初登頂のビデオ 23歳のとき 頂上からパラグラーダーやスノボで降りる奴がいる、そういう頭のおかしい奴がいるから面白い。そうい…

奇跡のクラーク・コレクション展@三菱一号館美術館

奇跡のクラーク・コレクション展@三菱一号館美術館早春の丸の内に相応しい展覧会。 なぜ「奇跡」といわれるのか3つのエピソードが紹介されている。 [:] 「人生を美しく生きる幸せ」のキャッチコピーのとおり 幸福な絵画体験をさせてくれる。 印象派でも美し…

飛騨の円空-千光寺とその周辺の足跡-@東京国立博物館

ずっと両面宿難に会いたいと思っていた。 今回は全国のうち、飛騨の円空に焦点を当てた展覧会。 1月12日(土)〜4月7日(日) 東京国立博物館本館では、謹賀新年とともに「飛騨の円空」垂幕がライトアップされた。ここでは親しみを込めて「円空さん」と呼ん…

<ブロガーナイト 白隠の魅力に開眼せよ!!@Bunkamura

Bunkamuraザ・ミュージアム この場で日本美術展は初めて。今回はブロガーを対象にしたイベントに参加する機会を得た。 監修・山下裕二明治学院大学教授、企画の広瀬さん、アートコーディネイターとして大活躍のTakさんの鼎談となった。 長年「白隠研究会」を…

博物館に初もうで@東京国立博物館 

1月2日に東京国立博物館へ初もうで、今年は長く工事期間で休館していた「東洋館」がリニューアル開館した

須田悦弘展@千葉市美術館

須田悦弘展@千葉市美術館 2012年10月30日(火)〜 12月16日(日) 本物以上に本物な繊細さを持つ作品が魅力。しかし、作品を探して鑑賞する過程も楽しい。探し出す、探し出さない、どちらも許容する。作品が息を潜めている空間そのものが、須田悦弘の世界。…

琳派芸術II展@出光美術館

琳派芸術II展@出光美術館 2012年10月27日(土)〜 12月16日(日) 琳派芸術II 酒井抱一は、京都上方文化の本阿弥光悦・俵屋宗達・尾形光琳らに継承された優美な芸術を、江戸に“江戸琳派”再興した。昨年、千葉市美術館で「生誕250年記念展 酒井抱一と江戸琳…

聞耳の森 土屋仁応@MEGUMI OGITA GALLERY

2012.11.15-2012.12.08個展 「聞耳の森」"Sylvan Whispers"MEGUMI OGITA GALLERY 11/30(金) 12/08(土) 各日17時〜19時 在廊 土屋仁応さんの 繊細な木彫作品で気になる作家であり、移転前のMEGUMI OGITA GALLERYに訪ねた。 2009個展「夢をたべる獏が夢みる夢…

開館20周年記念特別展 「維新の洋画家 川村清雄」展@江戸東京博物館

開館20周年記念特別展 「維新の洋画家 川村清雄」展@江戸東京博物館 2012年10月8日(月)〜12月2日(日) 江戸東京博物館の展覧会を機会に、を初めて名前として知ったが、既にNHK大河ドラマで「篤姫」「勝海舟」の肖像画を描いた作品は見ていた。「福澤諭吉…

中国 王朝の至宝@東京国立博物館

2012年10月10日(水)〜12月24日(月・休) 東京国立博物館 平成館 中国文明史、久しぶりに歴史を紐解く。 2012年の日中国交正常化40周年を記念して、中国各王朝の貴重な文物を紹介する特別展「中国 王朝の至宝」。今回の展覧会は、章ごとにふたつに分けて比…

美術にぶるっ! ベストセレクション 日本近代美術の100年@東京国

東京国立近代美術館 60周年記念特別展 美術にぶるっ! ベストセレクション 日本近代美術の100年平 成24年10月16日(火)〜平成25年1月14日(月・祝) 午前10時〜午後5時 (入館は閉館の30分前まで) *金曜日は午後8時まで開館 今回は…

国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展@Bunkamura

「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」『ブロガー・スペシャルナイト』に参加させていただく。 Bunkamuraでは2009年に「わすれえぬロシア」展で国立トレチャコフ美術館所蔵品で魅了した記憶が新しい。 レーピンの魅力を語る座談会が、山下裕二教授と籾…

樽屋タカシ展ReJapan!  ―起点の風景 ―@Art lab TOKYO

樽屋タカシ展ReJapan! ―起点の風景―Art lab TOKYO 2012年5月28日(月)〜6月9日(土) 日休 15〜20時(最終日〜18時) 丁寧に金箔を重ねた中に現代社会に遊びに来た妖怪画が愛らしい作風だった前回の作風とは全く違う印象を受ける。 …

セザンヌ−パリとプロヴァンス展@国立新美術館

「セザンヌ−パリとプロヴァンス」展 2012年3月28日(水)〜 6月11日(月) 10:00〜18:00まで(金曜日は20:00まで) 国立新美術館企画展示室1E(東京・六本木)特別協力にオルセー美術館、パリ市立プティ・パレ美術館があり多くの出品がある。 今回の内覧会では、…

桜・さくら・SAKURA 2012@山種美術館

桜・さくら・SAKURA 2012@山種美術館 弐代目・青い日記帳Takさんが企画してくださる山種美術館鑑賞会。 特別に、館長が解説してくださった。 今回特別な配慮で館内を撮影させて頂いた。三番町に美術館があった頃は、毎年春になると「桜、美術館で…

「かけらの記憶、泉」手塚 真梨子 展@あかね画廊

「かけらの記憶、泉」手塚 真梨子 展@あかね画廊 2012/4/9(月)〜2012/4/15(日) 11:00〜18:30(最終日は17時まで) 東京都中央区銀座4-3-14筑波ビルはじまりの季節に出逢うのは 過去と今つながって、心強い気持ちになりました 夜中に音がよく響く 静かに…

杉本博司 ハダカから被服へ @原美術館

杉本博司 ハダカから被服へ @原美術館2012年3月31日ー7月1日 品川・原美術館モノクローム 本日は原美術館日和。 ウィットに富む杉本調、深艶なモノクローム。平成の洒落本「秘すれば花」幾重にも「被すれば華」業界へのアイロニー。ジオラマや蝋人形シリー…

「あなたに見せたい絵があります。」@ブリヂストン美術館

あなたに見せたい絵があります。-ブリヂストン美術館開館60周年記念 2012年3月31日(土)〜2012年6月24日(日)休館日 4/15(日) 4/23(月) 5/28(月) 開館時間 10:00〜18:00(祝日を除く金曜日は20:00まで) 今回はTakさんが企画されたブロガー内覧会があった。こ…

日本赤十字社所蔵アート展@損保ジャパン東郷青児美術館

平成24年1月17日-2月19日 日本赤十字社の創立経緯を知ると共に 創立100周年を記念して寄贈された美術品109点のうち40点を選んで展示する。 東日本大震災チャリティー企画として今回の入場料などは全て寄付されるという。1.赤十字社の誕生とその理念 東郷青…

悠久の光彩 東洋陶磁の美@サントリー美術館

サントリー美術館に東洋陶磁の名品がやってくる。 大阪市立東洋陶磁美術館の作品が来るというので、行かねばならぬ。 この一覧を見ると嬉しくなるが、実物はまったく違うほど印象が深い。 国宝・油滴天目が良い状態で観ることが出来た。 たかが「うつわ」と…

「ザ・ベスト・オブ・山種コレクション展」山崎館長トーク@山種美術

ザ・ベスト・オブ・山種コレクション 平成24年1月8日 青い日記帳blogを運営しているTakさんが主宰して、山種美術館を貸し切りで山崎妙子館長の開設による内覧会が開かれた。Twitterという新しいSNSを使い集客は100名余。幅広いtwitter人脈が集う会場ながら…

松任谷由実×松井冬子 クロストーク@横浜美術館レクチャーホール

横浜美術館のレクチャーホールにカサブランカ。 入口で何故か九段下成山画廊のあの香り。 会場に遅れて登場したお二人と八柳横浜美術館学芸員 松任谷由実さんは朱色の黄八丈の着物に赤黒のタータンチェックのストールに銀色のクリスマスツリーのブローチ。十…

イノセントワールド 神戸智行展@佐藤美術館

佐藤美術館の奨学生、多摩美術大学日本画学科、 「じつにうつくしい絵なのです」(佐藤美術館学芸部長 立島恵)文化庁海外研修員としてボストンに滞在、DOMANI明日2010展であの空間全体を水の世界に変えてしまった作品。 下地に丁寧に箔を貼り、微妙な色合い…

杉浦康平 脈動する本@武蔵野美術大学美術館

武蔵野美術大学美術館での展覧会で無料。 展示室であの空色のエントランスが迎えてくれると すっかり杉浦康平の小宇宙空間。 本を見ると、杉浦氏が手掛けた装丁だとすぐわかるが、その多彩ぶり 実際に本を間近で見ると、まったく違う世界が見えてくる。 装丁…

生誕250年記念展 酒井抱一と江戸琳派の全貌@

会期 2011年10月10日(月・祝)〜 11月13日(日) 千葉市美術館は5期に分けて、おおよそ前期後期で入れ替え。 姫路から巡回し次には細見美術館に行くが、出品点数はダントツ多い千葉市美術館を見逃してはならぬ。酒井抱一と江戸琳派の全貌作者: 酒井抱一展開…

金子國義「聖者たちの戯れ」@MEGUMI OGITA GALLERY

10月14日から11月6日まで。 地下を降りて鉄扉を開くと別空間。 油絵も大作が多く、この空間に非常に合った作品ばかり。 1997年と2007年の作品が並ぶ。 油絵のみならず 精巧な複製版、ポスターやポストカード、書籍も販売する。でも「不思議の国のアリス」シ…