奥村晃史 洋画展@靖山画廊

奥村晃史 洋画展(銀座 靖山画廊)

ART TOKYO FAIRで岐阜県水無月ギャラリーで出展した際に知った作家。
illusion works」と名付けているとおり、錯覚
ようこそ画家は、独自の美学で、人間に近しい生きものを描きつつ
現実には在り得ない世界観を丹念ね油彩で描く。
「アートコレクター」でもたびたび紹介される、多くのコレクターを持つ人のようだ。
うさぎ、インコ、ヤギ、ブタなど家畜の中でも小動物が多い。
以前の作品には馬も登場していたが、今回は可愛らしい大きさが多い。
なぜ家畜とはいえ、犬や猫は描かないのか 尋ねてみたところ
犬や猫は描けばすぐに何の種類かすぐにわかってしまう。
むしろ、種類名までわかりにくいような小動物を描いたという。
精密なリアルを持って「ふしぎなえ」を描く画家。
多くの人に受け入れられやすい精密で愛らしさをもつ絵は今後も注目されているだろう。