石川直樹 いまを生きるという冒険@d-labo

いま生きているという冒険 (よりみちパン!セ)

Pole to Pole に参加したこと
この地球を受け継ぐ者へ―人力地球縦断プロジェクト「P2P」の全記録
写真集「POLAR」
POLAR ポーラー
星の航海術を学ぶために弟子入りした。 写真集「CORONA」
CORONA
2001年のエベレスト初登頂のビデオ 23歳のとき
頂上からパラグラーダーやスノボで降りる奴がいる、そういう頭のおかしい奴がいるから面白い。そういうのが好きだ。
エベレスト登山の極意
(体力よりも)どれだけ高地順応して、どれだけ好奇心を持つかが大事。
2011年今度は反対側から登ってみたいと思った。
For Everest ちょっと世界のてっぺんまで

南米「ペルー・ユヤイヤコ山(6739m)日記」 「地球の目撃者」テレビ取材で
インカでは「生きることが仕事」お金のためでなく、人間として生きることの根っこがある。

写真絵本「富士山にのぼる」(教育画劇 2011) 写真と読み聞かせ
富士山にのぼる
行列ができる山なんて世界中にない。
樹海は深い深い美しい森。
富士山はつまらない、というが、四季ごとに違う。聖俗境界の山。

垂直方向の旅は、地理的空白のないフロンティア
山でもくもく歩くこと、歩いている=考えること いろんな思考が巡る
山に登るといろんなことが整理される。この先の道筋が見える だから山が好き。
登れば新しい世界が見える。

今写真集として関心があること
国東半島の異人たち。国東半島など、半分島の文化。
異人仮面 来訪神 まれびと 異形の神 海の彼方から恵みと災い、祭祀礼 境界を越える

ローツェ(Lhotse:ヒマラヤ山脈のエベレストの南に連なる世界で4番目に高い標高8,516 m)に3月から登る。今回はチョモランマ(エベレスト)を水平方向から撮影することも目的。
カメラは「PLAUBEL makina」、「マミヤセブン」
デジタルカメラも使うが、世界に対する向き合い方としてフィルムを使う。撮影は勘所、不自由さがあった方が良い。
「目の前に起こったことは正しい」という考え方

写真絵本に関心がある。例えば
「よるのびょういん」谷川俊太郎 作、長野重一 写真(福音館書店
よるのびょういん (こどものともセレクション)
「なおみ」谷川俊太郎 作、沢渡朔 写真(福音館書店 2007)
なおみ (日本傑作絵本シリーズ)
動物写真絵本も面白い。 写真と言葉と共にある これからも研究できる。
  
祖父であり作家である石川淳から、本はたくさん買ってもらった。家に子供向け文学全集があって良く読んだ。「十五少年漂流記」「ロビンソンクルーソー」「宝島」など。
本を読んで世界を冒険したくなった。

8千メートル級の山に登ること 生きるために息を吐き、生きるために息を吸う、生きるために食べる。全身の細胞から生まれ変わる。この経験は平地では出来ないこと。

島は山であり 山は島である。海水がどこまであるか、それだけの違い。
日本にも好きな山はいろいろある、槍ヶ岳とか。
富士山も四季によって、登り方によってそれぞれ違う。
自分の心の持ちよう 心の階層レイヤー
たくさんの本を読んで 自分で世界を見たい!
写真家、野田知佑さんが、「星の航海術」はジャーナリスト 芸術の極み、と評価して伊藤俊治さんが、東京藝術大学院で学ぶことを薦めてくれた。「芸術(アート)は生きるための技術の結晶)と。
生きることに意識的

これからの夢= 身体を調整して使い果たす 死ぬまで驚き続けたい

参考 ユリイカ43(15)=605(臨増):2012.1 青土社,総特集 石川直樹 : エベレストから路地裏までを駆ける魂
ユリイカ2012年1月臨時増刊号 総特集=石川直樹 エベレストから路地裏までを駆ける魂

世界を見に行く。