藤本壮介×片山正通「建築とインテリアデザイン」@建築家会館 本館

藤本壮介×片山正通「建築とインテリアデザイン」@建築家会館 本館 ホール

 9/30予定だったトークが、やっと1/12に無事開催された。
片山 正通(インテリアデザイナー)+ 藤本壮介 
片山 正通ーーーインテリアデザインでの活躍のほか、建築デザインディレクション、プロダクトデザインにも活動の場を広げ、日本はもとより海外においても高く評価されている。代表作に、A BATHING APE(R)/BAPE STORE (青山、原宿、NY、ロンドン、香港他)、UNIQLO 海外店 (NY、ロンドン、パリ)、ナイキフラッグシップストア原宿など


 藤本壮介展のイベント 
 今までの片山正通Wonderwallプロジェクト作品をスライドで紹介する。
アミューズメント、その場にいる体験を非日常空間で過ごす時間を演出する。
ガラスの階段、プロダクトを最大限魅力的に見せる手法。ケースに入れる、コンベアに乗せて動かす。その店に入ると、コンセプトが明快に伝わる、その仕掛け。
現在は上海ホテルの最上階バー内装を担当している。
フードケースなど 今までないものを取り込む。
Cheap&Luxuryがテーマ スニーカーやコーヒーカップでシャンデリアを作る。
クライアントとの話から、潜在的考えを引き出して可視化する。プレゼンで共有する。
聞き上手 クライアントよりそのブランドに惚れ込み熱くなる。
ユニクロ心斎橋店 プロデュース佐藤可士和さんから藤本君には自由にのびのびやらせたいから、何も言わないように と言われた。素材
岡山の家具屋で実家を継ぐためにデザインを学んだ。24歳で会社を作ったが暫く仕事がなかった。東京は刺激的で楽しい、わくわくする。
片山氏の魅力は、ブランドが持つ潜在能力を対話を通じて引き出して広げて、かつ彼自身そのブランド哲学に惚れ込んで熱くPRすることで、相手も巻き込み予想以上の魅力に仕上げてしまう点ではないかと思うのだが。
POLA MUSEUM ANNEX での展示を思う。
会場では建築、デザイン系大学生が多く一番盛況なトークだったよう。質問も活発で一流メソッドにふれる。
片山氏の今一番夢中になっているのは、コンセプチャルアート 作家から権利を買いパフォーマンスしてもらう。先日も事務所で作った壊す 一連のアートをした。藤本氏は現在は「建築バカ」建築一筋
二人とも一番好きなものとの距離感について、好きだからといって真似できない。コルビジュエが好きだと言っても同じものは作れない。
藤本 デザインは虚構の世界だと思っていたが、実際体験するようなスーパーリアリズムの空間。
片山「その場がもっている記憶を大事にしたい。」
展覧会では磯崎新氏は厳しい評価。
思考のプロセスを見せる。新素材で取り組み