合田佐和子 ギャラリー椿

2010年3月1日(月)〜3月20日(土) 11：00〜18：30 日曜休廊
11:00-18:30
ギャラリー椿／東京都中央区京橋3-3-10第一下村ビル1F

魅惑の瞳は「ゴルゴダ」是非至近距離で感じて。

　瞳が印象的な展覧会。銀幕の女優たちを艶やかで美しい色を被せてしまう。
標本箱に詰め込んだ小さな世界観も独特。
本の装丁も数多く手掛けており、一目で合田佐和子さんの手によるとわかる。
パステルのような、シャボン玉に浮かぶ虹色の光のようにも見える。

　このタッチを見たことがあると思ったら
非常にキャリアがある方。
　唐十郎主宰の劇団状況劇場唐組、寺山修司主宰の天井桟敷の
宣伝・舞台美術などに参加され、コラージュ作品で瀧口修造氏に見初められたとか。
こんな作品集が出ているのに品切とは哀しい。
パンドラ―合田佐和子作品集 (Parco view (19))
ポートレート―合田佐和子作品集 (1980年)
眼玉のハーレム (Parco vision contemporary)
とても綺麗な方で、娘の合田ノブヨさんも画家として活躍している。

　銀幕は影の中にある光の粒　その世界に色彩豊かに魅了される。