A life of Art フランソワーズ・ジロー回顧展@ シャネルネクサスホール

3月4日-30日 12時―20時

この空間には溢れるばかりの生命力と慈愛の「いのちの樹」
ピカソに描かれ、撮影された ジローの美しき姿
浜辺でパラソルを差すピカソの前で明るく進む姿の写真。

Life With Picasso

フランソワーズの絵画は 力強く生命の躍動。描くときは、エネルギーを集中させ、アイディア 
形と色彩への調和を確信に近いレベルに高める。自然のプロセスは調和し、成長し成熟し、また調和していく。
圧倒的な輝きとエネルギーに満ちている。
肖像画の造形などピカソの影響を受けたと想わせる部分もあるのに、やがてジロー自身の栄養となって花が咲く。
シャネルは そのお披露目も兼ねてか。しかし至近距離で、屏風仕立ての絵を鑑賞できるのは、素敵な体験。
パブロ・ピカソの肖像》写真やピカソ自身が描く自画像を知っているからこそユニーク。
テムズ川タグボート
《窓を背にした自画像》迷いない線に縁取られたフランソワーズ
エッフェル塔》フォルムと色彩がきれい。このままスカーフにしても素敵。
パワーストーン》屏風仕立てのよう 両面
《サーカスの曲芸師》ピカソも好きな主題。温かみのある赤に馬
《赤が青へ》自然の移ろいで一番美しい瞬間、海の波間に輝く赤色 そんな瞬間を美しいフォルムを重ねて描いている。
 銀座で一番 あたたかなエネルギーを感じる場ではないかと思う。3月30日まで
 4月3日からは笠間日動美術館で展覧会があるようだ。

Francoise Gilot. Ein photographisches Portrait
Pablo Picasso: The Time With Franoise Gilot