土屋仁応 個展「夢をたべる獏が夢みる夢」@MEGUMI OGITA GALLERY 

夢をたべる獏が夢みる夢 “Dreams a tapir eating dreams dreams of”
2009年11月10日(火)〜2009年12月5日(土)
日・月・祝 休廊
営業時間 12時〜19時
東京都中央区銀座5-4-14 銀成ビル4F
電話03-3571-9700

一角 “Unicorn”2009 檜、彩色、水晶 

Yoshimasa Tsuchiya / 土屋 仁応
Artist's website
成山画廊で繊細な小動物を

中性的なこの世のものではない存在。

400円写真 竹之内 祐幸

人魚の表情を巧く捉えた。

玉眼を入れる様子を紹介してくれる。子馬の製作もとても手間隙がかかっていて、あの立ち上がった時期の華奢な足元が、木彫から生命の誕生を感じる。


ギャラリーイヴのコレクションを見ると ヤギ、金魚、ネズミなど。金魚は繊細で華美な尾ひれ

東京藝術大学大学院 文化財保存学専攻保存修復彫刻研究領域 後期博士課程修了
3Dレーザースキャニング技術を用いて仏像の三次元データから、復元を試みる作品。
以前が生まれたての儚い生命を刻んでいたように思うが、今回の作品はほっとする安定した夢の住人たちだ。そういえば、仏像というのも、眼に見えない信仰をカタチにして、木彫りで表現したもの。
 そう思うと、これらの存在は確かに実在していない動物や生き物が多いが、むしろ 土屋氏が生命を注ぎいれたよう。
ご自身が飼っている猫がモデルとか。とても愛くるしい。