皇室の名宝展にて『動植綵絵』全点展示
皇室の名宝展で30幅全点展示は見納めになるかも。
公式ホームページに配置図が載っている。「1期の作品解説」>上部に「会場配置はこちら」
若冲の間は
鶏の羽根の重なり、オウムや鳳凰の白い羽根の下に輝く黄金色、虫たちの楽しい表情、魚たちの活き活きした姿、貝尽くし貝尽くし。
粘度のある雪、艶やかな薔薇
対にした相国寺展覧会と違って、今回は制作年代順に並べたのだとか。
その割には、ひしめく長蛇の列が進む方向はなんだか展示手法と違っているのは...それも一興か。
狩野博幸, 森村泰昌
皇室の名宝展にて『動植綵絵』全点展示はあと少し。
金曜日夜開館は大変ゆっくり鑑賞できる場と思っていたが、かなり賑わう。7時半近くになって、やっと隙間が出来て、一品ずつ鑑賞する。
岩にも波にも葉にも穴を開けて、向こう側の光景を丁寧に描き出す。生ける者は表情豊かに、それは自然現象の雪でさえ。