異邦へ 日本の写真家たちが見つめた異国世界@東京都写真美術館3F

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○第3部「異邦へ 日本の写真家たちが見つめた異国世界」
9月29日(火)-11月23日(月・祝) 休館日:毎週月曜

 初めて会う作家も多かったが、今回は奈良原一高の「静止した時間」をオリジナルプリントで見ることができて良かった。
写真家が銀塩を愛していた時代。 最後の白川義員、並河万里のカラーが新鮮に思えた。モノクロームは豊かな色彩を秘めている。
第1部から始まっていた企画展。
ここは ぐるっとパスが利用できる。
カメラの眼を通じて、異国をとらえた。その時の空気が風景が永遠に続いている。

□第1章:異邦へ −絵画的風景の方へ−
郷愁漂う風景 ピクトリアリズム 
安本江陽 福原信三
写真家・福原信三の初心―1883‐1948

□第2章:異邦人としての眼差し
仕事として旅する写真家
木村伊兵衛、渡辺義雄、桑原甲子雄名取洋之助、三木淳、林忠彦

渡辺義雄 フィレンツェ、ローマ、バチカンの建築美と共に
名取洋之助
ドイツ・1936年―名取洋之助写真集 
林忠彦 ユーモア
三木淳「LIFE」のカメラ・アイ―三木淳写真集

□第3章:自己探求への途 自己の存在理由を求める旅 人生にとっても転機となる旅
奈良原一高、川田喜久治、植田正治森山大道小川隆之、深瀬昌久

植田正治植田正治写真集:吹き抜ける風音のない記憶
奈良原一高消滅した時間
ヨーロッパ・静止した時間―奈良原一高写真集 (1967年)
川田喜久治聖なる世界―川田喜久治写真集 (1971年) ヌードミュージアム 視線の残照」
森山大道何かへの旅 1971‐1974

□第4章:歴史の証言者としての旅
歴史を旅する写真家
現在と過去を交差し変貌する世界を写真に記憶させる。
一瞬の証人として、寄り添う旅の随行
港千尋白川義員、並河万里、長野重一

聖書の世界 (とんぼの本)

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