夏休みの植物群…青木淳@TARO NASU 

「夏休みの植物群」展@TARO NASU 
2009/8/1-9/5
青木淳

実はFOIL gallaryの少し先にあると今回初めて知った。
アガタ竹澤ビル FOILの入っているビルにも、武蔵美のαmギャラリーなどが入居。
3Fにはファッション・ブティックも入り、お隣にはおしゃれなカフェも誕生。
ちょうど賑やかなイベントがあったよう 馬喰横山がわくわくする空間。

 少年時代の夏休み。
 さて階段を降りると青木氏デザインの壁紙に樹脂をかけたwallpaper
写真を大きく引き伸ばしたで映像がグリッドの色彩へと移ろう。

 暗闇のプールに模した空間で、サッカーボールのランプが自由に浮かんでいる。
「蹴りたい蹴球灯」
五角形を六角形が囲むあの意匠。 鉢から自由な曲線を描いて灯るのは良いかも。

 床に転がるサッカーボールは残念ながら根の如く電線が繋がり群がるが
植物的な生態とはやや異なる配置であったように感じる。

 不思議な白い線で作られた丸が四つ繋がっている 切頂四面体というらしい。
細い形ながら見る方向によって愛らしく四葉に見えたり、ユニークなカタチ
これが如何様にも組み立つのだからもっと面白い。
 奥の小さなbose スピーカーからピコンピコンと音を立てながら、
カタチが積み重なり積み重なり生長する過程が映しだされる。
 ツタ科?夏の植物は伸びるのが早い。
NASUの画廊会期もあと少し。夏休みが終わり、秋の新学期がやってくる。

フクヘンシキチでは写真で紹介されていた。

青木淳 JUN AOKI COMPLETE WORKS|1| 1991-2004
青木淳 JUN AOKI COMPLETE WORKS〈2〉青森県立美術館

原っぱと遊園地―建築にとってその場の質とは何か
遊び心がいっぱい!