高島屋史料館所蔵名品展@泉屋博古館分館
前期は8月23日(日)まで
後期は8月26日〜9月27日(日)まで
※日本画は前期、後期で全部展示替え
大阪にある障沒㊨ョ史料館より
中央の休憩室に高島屋のローズちゃん人形6点が展示される。
ローズちゃん洋服着ていた方が断然可愛い。着物の洋服もよいし、ピエールカルダンを着こなすのも良い。だが、キューピーというよりムーミン体型が...
1.ラグーサ・玉 《 夏バラ 》
清原多代(エレオノーラ・ラグーザ)、イタリアパレルモで旦那さまと一緒に生涯を送り、美術教育も熱心だったそう。ピンクと深紅の薔薇。サインも愛らしい。
3.岡田三郎助 《 支那絹の前 》
サントリー美術館の小袖展で参考出品された絵
11.足立源一郎 《 初夏の乗鞍岳 》
山岳を得意としただけあって、乗鞍は清涼
13.川口軌外 《 花束 》
シャガールの影響を感じてしまう幻想的な絵
20.田村孝之介 《 白い馬 》
日本画
24.竹内栖鳳 《 国端 》
いかにも昭和12年の国粋主義を感じるが、そういう時代であったとはいえ、良い絵の具と意匠で描いたものだ。
鯉2匹が朱塗りのお盆に上。
26.竹内栖鳳 《 ベニスの月 》
渡欧経験ゆえの情景 そしてその再現が瑞々しい
29.上田萬秋 《 孔雀 》
金屏風に一気呵成に墨一色で描く華やかな伸びやかなる羽根の孔雀。
38.前田青邨 《 みやまの四季 》
半円にまとめた梅花が愛らしい。
39.川端龍子 《 潮騒 》
四曲一双の屏風。カモメが飛び交い、飛沫が飛ぶ。
山種美術館の「黒潮」トビウオや「鳴門」ウズと一緒に並べたら壮観だろう。
江戸東京博物館での展覧会を思い出す。
49.勝田哲 《 緑のつな 》
デッサンが確かで、芸奴の一瞬を捉えた
57.吉田善彦 《 櫻 》
花弁は精密だが、幹が重厚な存在
59.森田曠平 《 富士太鼓 》
能「富士太鼓」を題材にしたもの
亡き夫富士の形見、雅楽奏者の鳥兜と舞衣で太鼓を打つ
狂乱のような桜の舞