奇想の王国 だまし絵展@Bunkamura

2009年6月13日(土)−8月16日(日) 開催期間中無休
開館 10:00−19:00(入館は18:30まで)
毎週金・土曜日21:00まで(入館は20:30まで)

 「だまし絵」という視覚がもつ錯覚を巧みに利用した絵画の集成。16、17世紀のヨーロッパから、アメリカへ、そして江戸期の日本画や版画へ、そして、マグリット、ダリ、エッシャーという精密な錯覚を愛し、現代へ繋がっていく面白い展覧会。テーマありきであるが、各国から広く収集しており、今回アンチンボルトを持ってくるなど、大変ユニークな企画である。名古屋から東京へ そして兵庫へ巡回する。
 そもそも平面に描く絵画は、そこに存在しないものをあたかも存在しているように鑑賞者に錯覚させるものである。

Giuseppe Arcimboldo (1527-1593)

錯視芸術の巨匠たち:世界のだまし絵作家20人の傑作集
千夜千冊 1253夜