CHANEL Mobile Art × Zaha Hadid

噂よりCHANELは高感度の発信力。

緑深い代々木公園を 1964年丹下健三設計の国立代々木大競技場の隣に
美しい流形の曲線美の建築物が登場していた。

それぞれの場所の楽しみはそれぞれに。
何かしらシャネルブランドを取り込んだ試みにになっている。

サウンドキュレーターにナビゲートされて進む内部。

荒木はキュレーター自ら交渉して実現したという、
しかもバッグのチェーンストラップをボンテージに使うという試み。
ARAKINEMA:kAORI AND PAINTINDG FLOWER
しなやかな肢体はチェーンを駆使。
どれも2.55のオマージュを感じさせる内部。

TOKYO CHANEL MOBILE ART ISSUE#2 より引用

Zaha Hadidの建築言語の最新形「流動性と自然」
新しいデジタルデザインや製造工程がこの有機的フォルムを可能にした。
新しい素材と非常に進んだコンピューターにおけるモデル化プログラムのお蔭で、
今では彼女の建築はたくさん世の中に出た。
建築的ユートピアを現実のものにする。
有機的特性と機能性

Karl Lagerfeld
現代美術は深刻な問題を抱えている。お金と市場価値。
アートがブランド。一目で認識できて値段も周知でなくてはならない。個人の基準、テイスト、アートを真に愛するこことはどこに行ってしまったのか
「服は人間の第一の住まいです。そして家は二番目」
「サハが今回のように建築と解体を繰り返すモバイルミュージアムというアイディアは既に学生の頃から構想していたこと」

Zaha Hadid
建築が面白いのは構成によることが大きいこと。自分の表現をしたい、でも一方でちゃんと機能的でなければならない。
「建築に最も重要な点は構成、つまり内部の空間を作り上げるかです」

建築の方法論はアートと違います。建築家は非常に多くのことを調整する必要がありますが、アートは明らかにより自由度が高いと思います。

Fabrice Bousteau
風景や映画のような感じ
始まりはシャネルのハンドバッグであり、それを体現する異議。スピード、モダニティ、女性の開放、菱形模様(=Daamond)
訪れた人は目や耳などの感覚を楽しみながら体験する。
パビリオンの流体的な建築は、ホワイトキューブの反対に位置します。
「世界の偉大なる文化都市の都市空間に「接続」して移動することの出来る風景を建設しようとしたのです。人々が入れる、ある種の「心地よい空間」です。
そして鑑賞者を変容させ彼らの認識や世界観を変えるのです。
映画の中を動き回ることが出来る3D映画のような感覚。

シャネルのキルティングバッグの話。従来バッグというものは移動、サバイバル、保護のための道具ですが、知識を発信する道具でもあります。必要不可欠なものや秘密をバッグに入れますよね。
人が放浪するに一番不可欠な必要条件だと思います。知識を運ぶのに必要な道具です。
美的体験を利用することで、いまの世界にある可能性は考慮に値するということを示すのです。

Utopia Utopia
革新的な建築と、自然に成長し発展する生活を基礎とする「代謝建築(メタボリック)」を提唱した日本のユートピア運動との比較を提案する。瞑想的な日本庭園、漫画の暗いファンタジー、日本文化に詩的な影響を与える自然、自然災害を畏れる精神...

シャネルは卓越した熟練職人の手でつくられる。
レザーにダイアモンドステッチを施し、シャネルのスクラブとチェーンストラップが取り付けられ、世界のブティックに送られる。

各都市に輸送されるため、厚さ3mm幅2.25mに抑えてあるとか。
建設に4週間、解体に2週間。
彼女が学生時代から構想していた 移動する建築 
実現して大陸を移動する。いろんな秘密を詰め込んで。

visiter's voice
6/7にpandaのイラストで送信していた。
ちょっとユニークな振り返り。

その後6/18に フランス語ガイドで参加する。
フランス語で挑戦。
ジャンヌ・モローの語りを聴きたくて
とはいえ9割はわかりません... でもニュアンスは伝わる さすがの大女優
今回はZaha Hadidの緩やかな曲線美も堪能。
もちろん pandaが[merci!}って言ってます。