川俣正『通路』@東京都現代美術館

jfo15012008-02-19


 いつものMOTが『通路』になっていた。
2/19 医療は「通路」である
多くのプロジェクトを数多くのボランティアと共に成し遂げる
そのプロセスも含めて興味深いと思った。
なにもかも「継続」する「プロセス」を大事にする。
1978年から2008年
そのプロジェクトのあり方が
個人的ながらも多くの人やモノ、気持ちを動かす
まさに「プロジェクト」公共事業活動にも似ているかな と。

医療に関わる自称ArtWatcherの叔父がお奨めしていたので
来月一緒に行く前に下見に来た。

 医療とアートの関わりはセラピーではなく
今回は「スティグマ(stigma)」というキーワードが中心。

二つの体験で思ったのは、
写真やEpoch-making projectの自画像も書いたり撮影したものが
本人でさえ違和感が感じていたのが、時間と共に
自分自身と認識する瞬間がある というコメント。
自分が認識していない

精神疾患とアートの関係はよく言われることが多いが、
鋭敏な感性の持ち主だからこそ
何かをかたちにしたいという衝動が生み出すもの。
「正常」という定義は実は、鈍感で凡庸な事なのかも...
まだまだ味わうには、もう少し通路を迷いつつ寄り道しつつ
出会ったものに対して臆せず、道を尋ねては通り
また戻っては通り過ぎては、その経過を大事にした体験をしたい。

また複数人 3月7日に叔父と通るときはまた別の世界が
待ち受けていると思うので。