日本を祝う@サントリー美術館

 日本を祝うは三期に分かれて構成。
 寿ぎの作品が揃い、本当に日常の美術品がこんなに豊かで見事かと思う。
エントランスからイヤホンガイドを借りて足を進めて4階へ。
 しっとりと照明を落とした中で陶磁器や能衣装、屏風絵の見事な事。
ロゴマークになった「み」の字を採用したという絵巻物。
 薩摩切子の蝙蝠と船をかたどった器。

 隈研吾設計 お庭を見る場所が素敵だが、残念なことに狭すぎる。
障子を思わせるパーテーション、3階の踊る姿をデザインした入口
3階はショーケースのように並べてあるレイアウトは九州国立博物館にも
似た印象がある。
 噂に高い「根来塗」を間近で堪能する。使いこなすほど味わいが出るならば
飾ってないで日常使いにしたほどである。朱漆の下から艶っぽい黒漆が現れる。
 ハレの日が昔江戸の時代にどんなに喜ばしい日であったか偲ばれる。