国宝燕子花図屏風 根津美術館

 4月24日(土)〜5月23日(日) 「国宝燕子花図屏風」
 
 金箔や絵具の質感を感じるポスターも魅力的でした。もちろん実際の国宝には適いません。照明のせいでしょうか、チラシと実物でクイズのように絵柄を見比べて探してみましたが、ちょっと色彩が異なる印象になりますね。

 
根津美術館の庭にて 燕子花 藤 ツツジ
本当に美しい季節、青山らしい場です。燕子花図屏風の藍色青色群青色


そして猫に出会いました。


(HPより)
尾形光琳(おがたこうりん)筆
江戸時代 18世紀
紙本金地着色 6曲1双
(各)縦150.9cm 横338.8cm総金地の六曲一双屏風に、濃淡の群青と緑青によって鮮烈に描きだされた燕子花の群生。その背後には『伊勢物語』第9段の東下り、燕子花の名所・八つ橋で詠じられた和歌がある。左右隻の対照も計算しつつ、リズミカルに配置された燕子花は、一部に型紙が反復して利用されるなど、一見、意匠性が際立つが、顔料の特性をいかした花弁のふっくらとした表現もみごとである。筆者の尾形光琳(1658〜1716)は京都の高級呉服商に生まれ、俵屋宗達に私淑した。本作品は、江戸時代のみならず、日本の絵画史全体を代表する作品といって過言ではない。