レベッカ・ホルン展 Rebecca Horn−静かな叛乱 鴉と鯨の対話@東京都現代美術館

2009年10月31日から2010年2月14日まで

ドイツの現代美術家レベッカ・ホルン(1944 - )日本で初個展。
Rebecca Horn: Bodylandscapes Drawings, Sculptures, Installations 1964-2004
Rebecca Horn: Drawings, Sculptures, Installations, Films 1964 2006
Rebecca Horn: Drawings, Sculptures, Installations, Films 1964 2006

身体感覚の延長線に知覚の拡張装置はやがて、機械仕掛けで動く立体作品へと展開している。機械仕掛けが官能的な動きでもある。黒色が非常に艶やかな艶かしい印象を受けた。
アナーキーのためのコンサート》1990 ピアノ、モーター
《双子の鴉》1997 鴉の羽、モーター 1997
ジェイムズ・ジョイスのためのヌーグル・ドーム》 2004 LOVE EATH と描いたナイフ。
《鯨の腑の光》 2002 水槽、作家による詩が英語版が流れ、ハイデン・チザムの音楽が静かに流れる。このひとつの部屋で揺らぐように佇む。長くいたほうが良さがわかるかも。

 映像を見る部屋は3つ。それぞれ時間が長いので、デートには不向きか。忍耐力があるか同じ感性を持つ人と時間的余裕をもって鑑賞するのが良い。
■映像作品一覧
企画展会場にて上映 (1月26日−2月14日は、一部作品を講堂にて上映。)
「パフォーマンス1」1972年22分
「パフォーマンス2」1973年38分
「ベルリン−9つのエクササイズ」1974-75年42分
「ダンス・パートナー」1978年47分
「ラ・フェルディナンダ:メディチ邸のためのソナタ」1981年85分
「バスターの寝室」1990年104分
「過去をつきぬけて」1995年55分
「妖精モルガン」2009年20分