チャロー!インディア:インド美術の新時代@森美術館
会期中無休〜2009年3月15日
月・水-日10:00−22:00|火10:00−17:00
実際にインドを旅したい!魅惑的な国だもの。
恐ろしい現実を秘めた躍動するインド
さすが森美術館にしか出来ない 展示
チャロー!インディア(行こうよ!インドへ)
インドで抱える様々な宗教や民俗、格差社会、都市問題
今回の展覧会は 森美術館の空間を巧く使っていて
壁を使った彫刻やMEMORYはココならでは。
インドのアーティストが切り出す様々なインドを
興味深く見せてもらいました。
Bloomberg提供する音声ガイドや
フロアにあるシートで理解しやすい仕掛け。
こちらの記事は展覧会場があり見やすい。そして様々な観点から
グラームモハンマド・シェイク《カヴァード:旅する聖堂(家)》
他民族多宗教の様々な要素がぎっしり詰まった国なのだ。
バールティ・ケール 《その皮膚は己の言語ではない言葉を語る》
巨 象の皮膚にびっしり張り込まれたビンディ
N・S・ハルシャ エルメスから再会。
ジャガンナート・パンダ 国鳥孔雀を模した作品が印象的
プシュパマラ・N. 伝統的なインドが抱く女神、女性像になりきる表現方法は、
シンディ・シャーマンも彷彿。
リーナ・サイニ・カッラト《同義語》
カシミール地方の悲劇、
イスラム教の緑とヒンズー教の辛子色 そこに融和の白があることを
シルパ・グプタ《無題(シャドウ 3)/》
追いかけっこするとガラクタがくっつく
すれ違うと相手にくっつjけることが。
そしてどんどんガラクタに埋もれていく
何度も挑戦するたびに違う効果が
原色艶やかなインド色彩や美しい作品の中に
感受性高いアーティストが
都市環境や貧困、男女格差など変化するインド社会への
インド現代社会が抱える矛盾、希望、未来へ向かうエネルギーに
メッセージを込めているのが インドの現代美術らしい。
繁栄の陰は、栄えれば栄えるほど影が濃くなる。
まさに現在進行形のインドを象徴する展覧会。
Nirvana(midtown)のランチビュッフェですっかりインドの旅気分
JAPA ARTS INDIA art mapあり。
ギャラリーがたくさん いつか行きたい!